PUBGの火炎放射器は、アーケードの協力型PvEモード「SLB:Dawnbreakers of Rondo」で使用する特殊武器です。ノーマルマッチやランクマッチで拾える新しい銃だと思うと、探す場所から違ってしまいます。火炎放射器クレートから入手でき、1つのクレートには4丁入っています。ただし、耐火スーツを着たハンガーは火炎ダメージを受けないため、すべての敵に通用する万能武器ではありません。
この武器で注目したいのは、炎の派手さよりもどの敵を担当し、いつ別の手段に切り替えるかです。SLBは、他のプレイヤーを倒して最後まで生き残るバトルロイヤルとは目標が異なります。チームで防衛目標を守って脱出する必要があるため、強い武器を持っていることより、その武器でチームの穴を埋められるかが大切になります。
PUBGの火炎放射器はどのモードで使える?
正式なモード名は「SLB:Dawnbreakers of Rondo」です。「残された生存者たち(Survivors Left Behind)」シリーズの第4弾で、夜のRondoを舞台にハンガーと戦う、最大4人の協力型PvEです。いわゆるPUBGのゾンビモードにあたります。「プレイ」→「アーケード」→「SLB:Dawnbreakers of Rondo」から参加できます。
1人から開始でき、フレンドの招待や自動マッチメイキングでチームを編成できます。あらかじめフレンドだけでフルメンバーを集めなければ参加できないわけではありません。視点はFPPで、難易度はルーキーとベテランに分かれています。敵の構成、数、ステータスが変わるため、最初から高難易度を選ぶより、目標やリソースの使い方を覚える余裕があるほうから始めるとよいでしょう。
プレイ可能な期間も確認しておきましょう。日本時間で、PC版は2026年10月14日のメンテナンス終了後から11月4日午前9時まで、コンソール版は10月22日のメンテナンス終了後から11月12日午前10時までと案内されています。韓国時間と日本時間に時差はありません。常設コンテンツだと思って先延ばしにせず、自分のプラットフォームの終了時刻を先に確認してください。
この区別は、単なるメニューの案内にとどまりません。火炎放射器によってノーマルマッチの近距離武器選びが変わったのか気になっていた方は、別の協力モードのルール内に追加された武器だと理解するところから始めましょう。PvEでの役割をそのまま通常の銃の性能比較に持ち込むと、判断がずれてしまいます。
火炎放射器の入手方法と、消失する条件

入手手段は火炎放射器クレートです。SLBでは、戦闘中に集めた素材をクラフトデスクで武器、消耗品、設置アイテムに変え、次の戦闘に備えます。火炎放射器は、設置アイテムの案内にある武器クレートの項目に含まれています。通常のマップで補給物資を探す方法とは分けて考えましょう。
クレートから取り出した特殊武器には、独自の消耗ルールがあります。捨てる、装備を外す、弾薬を使い切ると破壊されます。 少し置いておき、あとから拾い直せると思って運用するのは避けましょう。どの敵に、どの防衛区間で使うかを決めてから取り出すほうが合理的です。
公式案内の「弾薬は無制限」という説明も、この場面では慎重に読む必要があります。クラフト可能な武器全般の紹介とは別に、武器クレートから得る特殊武器には、使い切ると破壊される条件が明記されています。火炎放射器まで燃料を気にせず永久に使える、と広く解釈しないようにしましょう。
1クレートに4丁という構成は、チームでの活用を考えさせます。目立つ武器を一人で独占するより、誰がどの方向を担当するか決め、必要な人が使うほうが目標防衛につながるでしょう。ただし、4人全員が同じ武器を持つ必要はありません。対応できない敵がいるなら、別の攻撃手段を残しておくほうが安全です。
正確なクラフト素材の種類と必要数、秒間ダメージ、射程は、公式告知では確認できません。未確認の数値で最高効率を断定するより、確認済みの入手方法と消耗条件をもとに準備し、実際のクラフトデスクに表示される必要量を確認しましょう。
耐火スーツのハンガーに炎が効かない理由

火炎放射器は、敵に継続的な火炎ダメージを与える武器です。しかし、耐火スーツを着用したハンガーには、この火炎ダメージが効きません。ダメージが少し減るだけではなく、この攻撃では対処できない相手がいるという意味です。
この条件によって、火炎放射器の評価は変わります。ある敵に有効だからといって、同じ方法ですべての攻勢をしのげるわけではありません。特に、炎が効かない敵が防衛目標に近づいているのに同じ攻撃を続けると、画面上では懸命に戦っているようでも、その敵を止められていないことがあります。武器は手応えより、対処すべき相手に合わせて選びましょう。
チームの役割分担でも同じ考え方が使えます。火炎ダメージを担当する人と、別の射撃手段を確保する人に分かれれば、炎が効かない敵への対応が分かりやすくなります。これは固定の最適編成ではなく、確認された無効化ルールから考えられる役割分担です。火炎放射器の細かな数値がなくても、別の攻撃手段を用意する理由は十分にあります。
新しいハンガーの攻撃方法も確認しましょう。シールドアルファハンガーは盾で正面の攻撃を防ぐため、頭部や背後を狙う必要があります。シューティングハンガーは距離を保って銃で攻撃し、ドッグハンガーは低い姿勢で素早く接近します。脅威の種類が異なるため、炎を放つ武器を手に入れたあとも、相手の種類と接近方向を見続ける必要があります。
公式説明だけから、炎が盾を貫通する、特定の敵を数秒で倒せる、とまでは言えません。大切なのは敵を確認し、攻撃方法を変える余地を残すことです。新しい武器が楽しいことと、その武器にすべてを任せられることは、別の判断です。
キル数を増やすより、蓄電器を守ることが大切

SLBの基本的な流れは、発電機に燃料を補給し、電力を受けた蓄電器が充電される間、ハンガーの攻撃を防ぐことです。充電が完了すると脱出信号を送れます。一方、起動した蓄電器が破壊されると進捗がリセットされます。遠くまで敵を追いかけるより、目標に近づく敵を止める行動を優先したい理由はここにあります。
火炎放射器も、この目標の中で評価するのが適切です。目の前の敵を攻撃できるかだけでなく、その間に別の進入口が空いていないかを確認しましょう。例えば、一方の攻撃に集中して反対側の耐火スーツの敵を見逃すと、個人の攻撃成果とチームの進捗は一致しません。こうした状況を減らすには、敵を倒す速さと、目標を守る位置の両方を考える必要があります。
設置アイテムは、そうした隙を減らす手段です。バーブド・ワイヤーは通過する敵を減速させ、軽砲塔と重砲塔は自動で攻撃します。有人砲塔はプレイヤーが操作する固定火力で、移動できない代わりに継続的な攻撃を行えます。回復ステーションは範囲内の味方のHPを回復し、デバフを解除し、ダウンした味方を蘇生します。
ただし、設置アイテムを増やせば必ず解決するわけではありません。クラフト素材と設置場所には制約があるため、敵の接近経路と、チームが手薄にしがちな方向を先に把握することが大切です。火炎放射器の追加と回復手段の確保のどちらが急ぎかは、いまチームが押されている理由によって変わります。
初めて組むチームなら、複雑な指示より短い確認が役立ちます。「この道は誰が見るか」「炎が効かない敵は誰が担当するか」「目標の近くに回復手段を置くか」といった内容です。武器名を覚えることより、お互いの担当を知っていることが、突発的な状況で必要な判断を減らしてくれます。
初めてなら何から覚えるとよい?
最初から特殊武器だけを探すのではなく、基本武器の確保、クラフトデスクの利用、防衛目標の確認をつなげて覚えましょう。各ステージの開始地点では、自販機を操作して基本武器を入手できます。火炎放射器を手に入れる前も戦える土台と、特殊武器が消えたあとの対応を用意するためです。
食べ物のバフも準備の一部です。異なる種類のスープは最大3種類まで同時に使えますが、効果には持続時間があります。リロードの補助、生存、移動など、チームの必要に合わせて選びましょう。防衛が始まってから準備不足に気づかないよう、戦闘の合間にクラフトと回復を済ませることが大切です。
ランキングを狙うなら、目標をもう一段はっきりさせましょう。カウントされるのは、ベテラン難易度のクリアしたマッチで倒したハンガーの数だけです。キル数を増やしても、クリアできなければ条件を満たしません。このルールも、個人の火力よりチームで完走できる可能性を先に考えたい理由になります。
PUBGの火炎放射器に期待できるのは、従来の銃とは違う攻撃方法を、協力プレイの中で選べる点です。ただし、その選択がよいかを判断する基準は変わりません。いまの相手に通用するか、使用後も対応手段が残るか、目標防衛に役立つか。この3つに答えられたとき、火炎放射器は派手な見せ場を作るだけでなく、チームが必要とする武器になります。
参照:SLB:Dawnbreakers of Rondo公式案内。本記事のサービス終了時刻は日本時間です。