何十回レイドをしても色違いに出会えず、キラ交換を重ねても個体値100%が出ないと、自分だけ運が悪いと感じるかもしれません。
しかし、連続して目標に届かないことは、確率上起こり得ます。1/64は64回以内の保証ではなく、1/216も216回目までの保証ではありません。
この記事では、抽選を独立・一様と仮定したモデルで、確率と体感の違いを整理します。実際の対象やイベントの抽選条件とは分けて考えてください。
キラ交換で個体値100%になる確率のモデル

キラポケモンでは、攻撃・防御・HPの個体値の下限がそれぞれ12になります。
各能力が12・13・14・15から独立かつ同じ確率で選ばれると仮定すると、組合せは次のとおりです。
4 × 4 × 4 = 64通り
15・15・15の組合せは、そのうち一つです。このモデルで個体値100%になる確率は1/64、約1.56%です。キラになる前の通常交換全体に、そのまま当てはめる数字ではありません。
キラ交換64回なら必ず出る?
各回を独立として、64回で1回以上出る確率は約63.5%です。64回のどこかに1体が必ず割り当てられる仕組みではありません。
64回とも出ない確率は、約36.5%です。
| キラ交換の回数 | 100%が1回以上出る確率 | 1回も出ない確率 |
|---|---|---|
| 10回 | 約14.6% | 約85.4% |
| 44回 | 約50.0% | 約50.0% |
| 64回 | 約63.5% | 約36.5% |
| 100回 | 約79.3% | 約20.7% |
| 146回 | 約90.0% | 約10.0% |
| 195回 | 約95.4% | 約4.6% |
| 292回 | 約99.0% | 約1.0% |
このモデルでは100回でも、およそ5人に1人の割合で100%を得られません。個人の結果として十分に起こり得る範囲です。
キラ交換で「98%」になる確率
一般に98%と呼ばれる個体には、次の3通りがあります。実際の合計は44/45を丸めた呼び方です。
- 15/15/14
- 15/14/15
- 14/15/15
64通りのうち3通りなので、このモデルでの確率は3/64、約4.69%です。
100%の約1.56%に対して3倍なので、長く繰り返すと98%の方が出やすい計算になります。
| キラ個体の結果 | モデル上の確率 |
|---|---|
| 個体値100% | 約1.56% |
| 個体値98% | 約4.69% |
| 個体値96%以上 | 約15.63% |
| 最低値12/12/12 | 約1.56% |
目標に一歩届かない98%が目立つのは、実際に該当する組合せが多いことでも説明できます。
レイドで個体値100%になる確率のモデル
通常の下限10の遭遇を例にします。シャドウや特別なイベントなど、下限や条件が違う対象もあります。
攻撃・防御・HPがそれぞれ10~15から独立・一様に選ばれると仮定すると、組合せは次のとおりです。
6 × 6 × 6 = 216通り
15/15/15は一つなので、モデル上で出会う確率は1/216、約0.46%です。実際に捕獲できるかは別に考えます。
216回レイドをすれば必ず出る?
確率1/216の独立試行を216回重ねても、1回以上出会う確率は約63.3%、出会わない確率は約36.7%です。
| 遭遇を抽選する回数 | 100%に1回以上出会う確率 | 1回も出会わない確率 |
|---|---|---|
| 50回 | 約20.7% | 約79.3% |
| 100回 | 約37.1% | 約62.9% |
| 150回 | 約50.1% | 約49.9% |
| 216回 | 約63.3% | 約36.7% |
| 500回 | 約90.2% | 約9.8% |
| 808回 | 約97.6% | 約2.4% |
| 993回 | 約99.0% | 約1.0% |
1回以上出会う確率が50%を超えるのは約150回です。100回の段階では、まだ出会わない確率の方が高い計算になります。
色違いかつ個体値100%の計算例

色違いの確率を仮に1/20、100%を1/216とし、両者も独立と仮定します。全レイドの公式な色違い確率を示すものではありません。
1/20 × 1/216 = 1/4,320
1回の遭遇で両方を満たす確率は、約0.023%です。
このような色違い100%個体を、英語圏由来の俗称で「shundo」と呼ぶことがあります。
色違い100%が2回続く場合
事前に指定した2回の独立した遭遇で、続けて両条件を満たす確率は次のとおりです。
1/4,320 × 1/4,320 = 1/18,662,400
約1,866万分の1です。
ただし、世界全体の膨大な試行や、事後に見つけた連続事例の確率とは別です。珍しい個人の結果が報告されること自体はあり得ます。
色違いと連続失敗の計算例
色違いを1/20と仮定しても、20回以内に必ず出るわけではありません。
| 遭遇回数 | 色違いに1回以上出会う確率 | 1回も出会わない確率 |
|---|---|---|
| 10回 | 約40.1% | 約59.9% |
| 14回 | 約51.2% | 約48.8% |
| 20回 | 約64.2% | 約35.8% |
| 30回 | 約78.5% | 約21.5% |
| 45回 | 約90.1% | 約9.9% |
| 90回 | 約99.0% | 約1.0% |
20回とも出ない確率は約35.8%です。「確率が1/20」と「20回以内の保証」は別の意味です。
期待値を保証回数と混同しない
期待値は、同じ条件で繰り返したときの平均を表します。個人の結果や期限を保証するものではありません。
キラ交換のモデルが1/64なら、640回で100%の期待数は10体です。しかし、実際に得る数が5体や15体になることもあります。
1/216のモデルも、216回ごとに正確に1体が出るという意味ではありません。連続して出ることも、何百回も出ないこともあります。
失敗が続くと次の確率は上がる?
各回の確率が同じで独立なら、以前の結果は次の抽選へ影響しません。
この仮定ではキラ交換100回の失敗後も次は1/64、レイド200回の失敗後も次は1/216です。ゲームが特別な保証を定めた別条件とは分けて考えます。
「ここまで外れたから次は必ず当たる」と考えることは、ギャンブラーの誤謬の一例です。
試行数が増えて全体の割合が平均へ近づくことと、過去の失敗が次の抽選で埋め合わされることは違います。
確率モデルの要点
- 下限12で独立・一様なら、キラ個体の100%は1/64
- そのキラ交換64回でも、出ない確率は約36.5%
- 同じモデルで98%は約4.69%
- 下限10で独立・一様なら、100%は1/216
- 216回でも、出会わない確率は約36.7%
- 色違いを仮に1/20とすると、20回連続で出ない確率は約35.8%
- 色違いと100%も独立と仮定すると、両条件は1/4,320
- 独立で同じ確率の抽選では、過去の失敗だけで次の確率は上がらない
対象バージョンと参考情報
原文の確率を独立・一様な抽選の例示モデルとして翻訳し、キラ交換146回と195回の丸めを再計算しました。色違い1/20は仮定で、全レイド共通の公式公表値ではありません。出会う確率と捕獲成功も別です。
画像内の韓国語は原文のままです。
確認日:2026年10月24日。